
宅地建物取引主任者。現在、マルチメディアグループにて住まい関連の映像制作を担当。渋谷区在住で、住まいに対するこだわりは「都心で自然を満喫できる環境」。今後は、「ロハスな映像」の制作を目標に、皆さんとロハスを学んでいきたいです!

元NHK長野放送局・(株)テレビユー福島アナウンサー。現在は銀行の番組キャスター他、舞台、トークショーなどの司会、本のライターなどをしています。最近、長谷川理恵さんと仕事をした事をきっかけに、「野菜ソムリエ」の資格取得に目覚めました。”野菜“を通して、無理なくできる健康や美容などを学んでいきたいです!
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こんにちは、イー・ステート・オンラインの安田です。
本日は、先日、近所の図書館の「お勧め新刊コーナー」に並んでいた本「新たなる資本主義の正体~ニューキャピタリストが社会を変える~」をご紹介しながら、その中心的な考え方でのある社会的責任投資(SRI)についてもご紹介します。

「新たなる資本主義の正体~ニューキャピタリストが社会を変える~」は、国家と少数のお金持ちが経済を牛耳っていた時代に代わり、「市民経済」の時代が本格的に幕を開けようとしているという切り口で、旧来の経済からのパラダイムシフトを明らかにする内容です。
本書のポイントを簡単に説明すれば・・・
意識の高い個人投資家の増加が、企業活動に変化をもたらす。
(社会的に責任のある経営、持続可能な繁栄へのシフト)
具体的なエピソードとしては、投資先進国アメリカ
(今はサブプライム問題でがたがたですが)の例をあげています。
それによると、アメリカ国民は、1989年には、株式を所有している家庭は全体の3分の1に満たなかったが、現在では50~60%の家庭が蓄えを直接、または、ミニチュアルファンドや退職年金を通じて、株式市場に投資しています。
こうした変化は、人々の自己意識にも影響を与えました。
自分を投資家とみなす人の割合は1990年代の初めは全米有権者の約20%に
すぎなかったが、今では過半数を越えています。
全人口の55~65%という極めて大きな割合が、何らかの形で資本市場に参加
している。これはたいていの選挙の投票率を上回る水準。
この新たなる投資家階級を「新資本家」(ニューキャピタリスト)と呼びます。
この「新資本家」(ニューキャピタリスト)が、多彩なファンドを通じて、会社経営に「社会的に責任のある経営」という視点を強く主張するようになり、BP、ナイキ、GEなど世界有数の多国籍企業の経営を「社会的に責任のある経営」の積極的提唱者に変身させたエピソードが語られています。
さて、この本の内容は、最近注目されている「社会的責任投資(SRI)」の
流れの中のひとつではないかと思います。
■社会的責任投資(SRI)とは
・社会的責任投資とは、従来の財務分析による投資基準に加え、 社会・倫理・環境といった点などにおいて社会的責任を果たしているかどうかを投資基準にし、投資行動をとることを言います。
・古くからある例として、タバコ、ギャンブル、武器に関連する企業への投資をしないとことなどがあげられます。
・今ではさらに環境に優しい企業か、法律遵守しているかなどが基準に加えられることが多いようです。
・欧米では、昔から宗教上で投資先を選別しています。
・米国での全投資ファンドの約12%がSRIに基づいていると言われています。
今までは、お金の力で環境・社会をよくすることができるという考え方はあっても、ひとりひとりの微力な資産では発言力もなく、大きな流れを変える力はないだろうと思われていました。
しかし、個人の資金がファンドなどを通して集まることにより、
発言力を行使できる「しくみ」ができつつあります。
しかも、折からの「原油を中心とした資源高」により、「環境問題」に力を入れる企業への将来性・成長力が見直されている時期でもあり、投資と社会貢献が両立する環境ができつつもあります。
最近の日本の情勢を見ていると、やはり持続可能な社会を構築するためには、
「国」(政治家・官僚)に頼るのではなく、「企業」(経営者)を支援した方が、
その実現スピードは明らかに早まるでしょうから・・・
ある意味で、投資は「企業」(経営者)への投票とも言えるでしょうね。
・・・ということで、今回は「投資」のお話が主体になりましたが、
もちろん「投資は自己責任」ですから、くれぐれもお気をつけください。
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